奇跡のリンゴの木村さんと言えば有名で、ブログで取り上げることはないかもしれません。

このエピソードも皆さんご存知かもしれませんが今日は是非、取り上げさせてください。

それは 「声かけの大事さ」 です。

何年もリンゴが実らなくて苦しみの真っ只中に木村さんがいた頃です。

リンゴの木は病気と虫の害で倒れそうになっていました。

もうやれることは何もなかったとき 木村さんは

「おい、頼むよ、一個でいいから実をならせておくれよ」

そう言って一本一本の木に声をかけられたそうです。

多分、木村さんの祈りでもあったに違いありません。

もちろんリンゴの木は木村さんに何も答えてくれません。

いくら木村さんが声をかけても、どんどん元気がなくなっていくばかりです。

そしてついに、直径30センチほどの木が手で押すとぐらぐらと揺れるほどまでに弱ってしまうという末期症状が出てきました。

木村さんは、自分が農薬をやめたばかりに、リンゴの木にこんなにも苦しい思いをさせてしまうことになった、申し訳ないと木に謝ったそうです。

そのときの言葉が 「花も実もつけなくていいから、どうか枯れないでおくれ!」 心の底から最後のギリギリの言葉だったのかもしれません。

木村さんは、毎日、毎日、800本もある木に、一本一本、声をかけて回ったそうです。

そして、なんと 木村さんの最後の思いは伝わり、木は元気を取り戻してきました!

この木村さんの声かけがきっかけで木たちは元気を取り戻したのです。

それが証拠に実は声をかけられなかった82本の木は枯れて駄目になってしまいました。

なぜ、82本は声かけしなかったのか?

木村さんは 「人に会うのが嫌だったから、暗くなってみんなが帰るまで畑にいてな。

リンゴの木への声かけも、隣の畑との境界のところにあった木にはできなかった。

隣の畑の人に聞かれたくなかったから。

そこには82本の木があったけど、全部、枯れてしまってさあ。 かわいそうなことをしたな。

私の虚栄心のせいだな」 と悲しそうに語ります。

しかし、82本の犠牲により声かけの素晴らしいさを知ることになります。

声かけにより、枯れかけていた木が命を吹き返したのです。


もちろん声かけだけではなく、木村さんの技術的なものは素晴らしいものがあります。

しかし、声かけがなければどうだったでしょうか? 成功できていない気がしませんか?

今の世の中でこの「声かけ」の大事さを感じます。


皆さん、家族に「声かけ」してますか?

仲間の間で「声かけ」していますか?

もし、周りで 苦しんでいる人 落ち込んでいる人 絶望を感じている人 元気がない人 病気の人 そんな人がいたら「声かけ」してみませんか?

木村さんが木をよみがえらせたように、そんな人たちに元気になってもらいましょう!

そんな人たちも直ぐには無理かもしれませんが、木村さんが毎日、毎日、一本一本に声かけしたように地道に声かけしていきましょう。

必ずその人たちも元気がでます。

木村さんは リンゴの収穫がすんだ誰も足を向ける人がいない冬にも畑に行って やはり一本一本に 「よくがんばってくれたな。

ありがとう。

今年も皆さん、喜んでくれた。 私も嬉しかった。」 そんなふうに言うそうです。

普通は収穫が終わり出荷してしまい、実をもぎ取られた木には誰も目を向けません。

しかし、木村さんは違います。

一本一本の木にねぎらいの言葉をかけて終わります。 素晴らしいですね。


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