よくこんな光景を目にしたことはありませんか?
笠をかぶったお坊さんが、
またはお坊さんが、家々を回ってお布施をいただくという行為。
東京に住んでいたときにはよくこの光景を見ました。
これは仏教で『托鉢(たくはつ)』という行です。
最初は変な感じがしていました。
なぜ、お金をそのように集めるのか?
今はどのような意味でされているかは知りませんが、
それは皆さんを幸せにするための行らしいのです。
実はお釈迦さまが皆さんの思考を変えようと始められたそうです。
それはなにか?
托鉢に向かう弟子たちに、
「お金持ちの家ではなく、
なんかこれっておかしくないですか?
普通はお布施をいただくなら、
しかし、お釈迦さまの狙いは違ったのです。
貧しい人はなぜ貧しいのか?
それは自分の為にしかお金を使わないからだというのです。
たしかに貧しい人、不幸な人、
それは、いつも自分のことばかり考えています。
人に何かをやってもらうのは当たり前で、
そして損になることはやりたくないという態度です。
その点、豊かな人、幸福な人、
不幸になる人、貧しい人はそうなるような行為をしています。
与えるのを極端に嫌います。
だからお釈迦さまは、
托鉢の真の目的はこれだったのです。
なるほど、奥が深いですね。
人に与えて喜んでいただけるのは嬉しいものですね。
自分たちも与える大切さを学びたいですね。
それによって幸せになるということを、
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