アドラー心理学の創始者のアルフレッド・アドラー氏は


「不完全さを認める勇気」


ということを言われています。


つまり


『人間はもともと不完全な生き物で、完全な人間などいない。


なのに、多くの人が、自分が完全なふりをする。


だから、そこに負い目や苦しみが生まれるのだ』

by アドラー


どうですか?


なんかいい内容ですね。


たしかに、自分が不完全であることを人は認めたくないと思います。


特に彼女、家族の前、仕事仲間の前では、


「自分を強く見せたい」


という気持ちは、誰にでもあるものです。


完璧なように振る舞って、周囲から一目置かれたい。


強い自分を見せたい。


みんなには、なめられたくない。


そんな理由から、自分の弱みを隠そうと躍起になる人がいます。


自分も若い頃にはそんな面もあった気がします。


また、何かわからないことを知ったかぶりをしたことはありませんか?


そして後からそれで嫌な思いをしたことはありませんか?


「わからない」と言えたら本当は楽なはずなのに・・・それが言えない自分。


より泥沼に入ってしまう場合も出てきてしまいます。


強く見せようと無理しても駄目です。


それは強さではありません。


本当の強さとは違うのです。


強がることが本当の強さではないと気づいたときに、


本当の強さを、そして勇気を手に入れられます。


まずは


「自分が不完全であること」を認める勇気が必要なのに気づいてください。


強がる人間は実は弱くて、弱みを見せられる人間は強いことに気づいてください。


そして、それを悟らない限り苦しい人生になります。


今からは無理しないでいきましょう。



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